心の奥の無意識の気持ちに気づく

2006年08月26日

自分と同じ苦しみを抱えた子どもたちと関わり癒したい……

 高3のAさんは、中学2年生から学校に行けなくなり、3年になって教室には入らず、ずっと別室授業の状態でした。なぜ、学校に行けなくなったのかを一緒に考えていく中でAさんは、お兄さんはやんちゃでよく学校から呼び出しがありご両親が大変であったこと、
だから自分はいい子でいなければといつも無意識に思っていたようでした。
でも、心の奥では「もっと私のことを見てほしい」といった気持ちがあり、
兄との比較・競争から不登校になればご両親が心配してくれるのではという思いが
あったのかも知れないと話してくれました。

Aさんはその後、修学旅行に参加したり、クラスの合唱コンクールや体育祭にも
自分から参加することに挑戦するようになりました。
そして、高3になった今、自分と同じ苦しみを抱えた子どもたちと関わりたいとの願いから大学で心理学を学びたいと志が立ち、それに向かって勉強に取り組んでいます。  

Posted by kobehiro at 01:00Comments(0)学習塾

本心でぶつかる事の大切さ

2006年08月23日

本心で将来の夢を正直に伝えたTくんとお父さんとの出会い

 高2のT君は、ご両親とも高学歴で自分も自然にできることが当然と思っていました。高校受験も何とか上から2番目の進学校に入学しました。しかし1学期を過ぎる頃から、朝になると頭が痛くなり、休む日が続きました。
理由を聞くと何をするにも集団で動くクラスの同級とどうしてもなじめないことがわかりました。しかし父親は初め、彼の気持ちが全く理解できず、無理やりにでも学校に連れて行くといったことが起こりました。
それで、ますます彼は行く気をなくしていきました。

 将来の夢を持っているT君がもう一度高校生活を充実したものにしてほしいと願い、単位制の高校を紹介しました。学校見学に行ったT君はその学校を気に入りましたが、父親に今の学校を退学してもう一度高校を受けなおすとはなかなか言えませんでした。

今まで父親と真正面から向き合ったことが少なかったT君に本心で話すことをアドバイスしました。
T君は将来の夢を正直に伝え、もう一度一からやり直したいと父親に話しました。
その結果、父親から励まされ今は新しい学校で生き生きと学生生活を送り、自分の未来のために進んで勉強に取り組むようになりました。  

Posted by kobehiro at 11:31Comments(0)学習塾

子どもの気持ちを受け止めると……

2006年08月22日

子どもの話をひたすらに聞いて気持ちを受け止めたら……

 高3のH子さんは大学の内部進学を控えているにも関わらず、勉強に身が入らずお母さんはその彼女の態度を見るにつけ、「なぜ、もっと真面目にしないのか」と思い、彼女と口論が絶えなかったそうです。
 前の塾では毎日通っていても一向に成績は伸びませんでした。
塾に来ても「私は、このままで変わる気持ちはないですから」と言い張るH子さん。とにかく彼女の話をひたすら聞くようにしました。すると、彼女が中学受験進学塾で、塾の先生から突然おこられ、すごすごとその場から帰り、親にも言えなかった辛い経験を話してくれました。
 そのことをお母さんにお伝えすると、とても驚かれ後悔されました。
 それ以後は、ご両親は上から一方的に言うのではなく、H子さんの気持ちを受けとめようとするようにされました。そうしてゆく中でH子さんも頑張ってみようという気持ちが阿智あがっていったそうです。
 その後、H子さんは学校での面談でも初めてよく頑張ったと担任の先生からほめられ、無事内部進学を果たすことができました。  

Posted by kobehiro at 00:02Comments(0)学習塾

神戸からの手紙

2006年08月21日

神戸からの手紙 学習塾「響ゼミナール」




学習塾・響ゼミナールは何のために勉強するのか(WHY)と
どのように勉強していくのか(HOW)を
つなぐことを大切にしています。

響ゼミナール
代表 中澤弘子
神戸市中央区布引町4-3-9 村上ビル4F
TEL:078-252-2415
FAX:078-252-2414
http://www.kyo-zemi.net  

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