「でもね」から「そうね」へ……

2006年11月11日

「でもね」から「そうね」へ……

「でもね」から「そうね」とうなずくのも大切

 私たち塾講師や保護者の方はともすれば、子ども達に良かれと思って「もっと頑張れるでしょ。これぐらい出来るでしょ」と言ってしまいがちです。

 もちろん、その子の可能性を信じたい、本当に頑張ってほしいという思いがあります。しかし、時にはその言葉が彼らにとっては、プレッシャーになったりすることもあります。

 私の塾の子どもたちも、頑張っている子ほどこの言葉に傷つきます。でも、お父さんやお母さんに応えたいという気持ちがあるので、何も言えず辛い気持ちを訴えることがあります。
 これって病気の人が周りの方から「頑張って」と言われるのが一番辛いと思われるのと同じではないかと思います。私たち大人は無意識のうちに加害者になってしまうことをいつも心に置かなければいけないなあと感じます。

 私は「もっと頑張れるでしょ」の代わりに彼らが「もう、無理できない」と言ったら「よく頑張っているよ」と認めてから「もったいないよ。」と声をかけます。

 子どもが話している時に「でもね」から「そうね」とうなずくのも大切だなあと思います。

同じカテゴリー(学習塾)の記事画像
2011年の生徒募集チラシができました
新しい教室です
3月20日から教室が移転します。
こどもたちの成長ってこちらが思っているよりもすごい!
響ゼミナール 冬期講習のお知らせ
教師である前に一人の人間として出会いたい
同じカテゴリー(学習塾)の記事
 小学生の時にしかできない授業とは (2011-09-14 06:30)
 小学生クラスの塾の授業体制 (2011-05-17 01:59)
 中学生のカリキュラム (2011-05-14 22:23)
 新学期からの授業時間の変更 (2011-03-12 08:06)
 2011年の生徒募集チラシができました (2011-02-04 16:45)
 夏期講習のご案内 (2010-06-24 03:15)

Posted by kobehiro at 10:15│Comments(0)学習塾
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。