2007生徒募集-3

2007年02月11日

■響ゼミナールの5つのアクションプログラム

子どもたちが今悩んでいることー「勉強がわからない」「将来何をしたいのか決まらない」「クラブと勉強を両立したい」「本当に心を許せる友人がほしい」などの思いに諦めずに挑戦してほしい。なによりも子どもたち一人ひとりが輝き、学力と共に人として成長してゆくことを大切にしています。そのために「5つのアクションプログラム」を軸に子どもたちの可能性を引き出す教育に取り組んでいます。

①目標を明確にし、志の持続を応援しています。1カ月の目標挑戦シートに取り組んでもらい、日々の学習を積み重ねることで自信を持ってもらうようにしています。

②自分で考え、問題を解く力を育むことを優先しています。一斉授業ではないので一人ひとりに適切なアドバイスができ、「自分でできた」「わかったら楽しい」との気持ちを引き出すようにしています。

③保護者面談は年に2回の他に随時実施しています。保護者面談はお一人に対してゆとりを持った時間設定にしています。それ以外でも随時お子さんの様子をお伝えしたりご相談に対応しています。

④受験やテスト勉強に挑戦することで人間としての成長を育んでいます。勉強は何のためにするのか、自分が苦手なことをどのように克服していけば良いのかを一緒に悩み考え本人がテーマを越えていくように指導しています。

⑤常に子どもたちの気持ちを大切にしています。勉強、友人関係、クラブ活動、親子関係など子どもたちの思いを聞くことに徹しています。  続きを読む

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2007生徒募集-4

2007年02月11日

■当塾の合格実績

2005年御影高校・滝川高校・六甲アイランド高校・大阪電気通信大学・園田学園大学
2006年芦屋国際中等教育学校・神戸高校・県立芦屋高校・須磨学園高校・神戸学院大学付属高校・同志社大学
2007年親和女子大学・大阪歯科大学(推薦入試合格)他、現在進行中  続きを読む

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2007生徒募集-5

2007年02月11日

■こどもたちはこのように変わりました。

●私は「できなかったら嫌」との思いが強く「合格の可能性が半分って言われたし落ちたらどうしよう」との不安の気持ちで自分の実力より上のランクの高校を受験する一歩が踏み出せませんでした。「でも、やっぱりあの学校に行きたい」とあきらめられず、先生に相談しました。そして、一緒に志望校合格特別スケジュールを作成し、テストまでの1ヵ月間、毎日塾で勉強しました。「あー。やっぱり無理」のつぶやきを「ここまできたらやるだけやろう」と心を立て直し、その結果、トップの公立高校に合格できました。(当時、中学三年生 C子さん)

●僕は、将来何をしたいのかわからず「このままだと工学部ですかね」と進路に対して曖昧に塾でも話していました。でも、自分の人生の中で心に残った出来事や感動したことは何かと問いかけられたり、卒業生の歩みを聞いて、「実は福祉に興味があるんです」と先生に言うことが出来ました。そうすると自分の希望にぴったりの福祉工学部がある大学が見つかり進学することができました。(当時、高校3年生 B君)

●2学期から入塾してきたのですが、自分の気持ちを話すのは苦手でどう伝えていいかわかりませんでした。先生から「どうしたいの?」と聞かれても「わからん」とだけしか答える事が出来ません。塾で毎回、目標挑戦シートに取り組んでゆく中で勉強も家でも受け身で自分から動いていないことに気づきました。今まで、お母さん任せだったことをリストアップしてみたらとアドバイスをしてもらいました。「じゃあ、この3つは自分でやるようにする」と先生の前で約束し、実行するようしました。そうすると中学の時から苦手だった英語の成績が2段階も上がりました。(高校1年生 A君)  続きを読む

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人は必ず成長する存在-5

2007年01月08日

人は必ず成長する存在-5

 この数年、彼女にとって志望校は高いハードルでした。しかし、自分の志に向かって苦しくても真っ直ぐに歩むE子さんは、心が強くたくましくなっていきました。

 私にとっても彼女との出会いは多くのことを教えてくれました。
塾の先生は生徒よりも何でもできなければ、的確に答えなければだめと思っていましたが、E子さんと同じ目線に立って悩んだり考えたりすることで、見えない所で支えることができることを知りました。

 また、本人の将来の夢を初めて聞いた時は、正直「この子は英語の方が確かに向いているし最後まで持続できるのかしら」とどこかで思っていましたが、彼女の姿に願いとは実現する、しないではなく念じて諦めずに日々努力することが何より大切だとわかり、逆に勇気と希望をもらいました。

 そして、生徒さんが目標を達成し輝く笑顔を見るにつけ、子どもたちのご縁として生きることが何よりうれしく、相手のまだ見ぬ可能性を見ることは自分も知らなかった自分の可能性をもいつのまにか引き出してもらっていることがわかり、成長しているのは生徒だけではなく、私自身も成長していくプロセスを生徒さんたちが導いてくれているようにさえ、感じるようになりました。
 E子さん、一緒に頑張ってくれて、本当にありがとう!
 
  

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人は必ず成長する存在-4

2007年01月06日

人は必ず成長する存在-4

 このように、何度とないE子さんとの関わりを続けることで、当初は「私、文章力がない」と言っていたE子さんでしたが、この3年間、勉強と共に、先に書いたように心を心で掴むシート(自分自身のこころの「つぶやき」の言葉や情動を客観的に掴むメソッド)への取り組みや、私に自分の気持ちを伝えることで、自分がいかに「できなきゃだめ」と「つぶやき」すぐに諦めてしまうことに気づいていきました。

そして、その気持ちにストップをかけ最後まで挑戦する歩みを、たとえば学校の海外ホームステイでの経験の中で挑戦し、その体験を報告するレポートの中で以前の自分とその「つぶやき」を見つけてからどう変わったかを意識的に書くようにしてもらいました。

 自分が変わる挑戦であると同時に、彼女が自分の良い所も足りない所も受けとめるようになっていく歩みでもありました。
 何よりも彼女自身が「私、昔は自分が何を考えているかなんてわからなかったけど、今は自分のことが見つめられるようになった。この塾に通ってよかった」と言ってくれました。

 そして、今回の大学入試の中心は小論文でした。テストの3日前、彼女と一緒に大学の過去問題の小論文に取り組みました。一つ一つのテーマに取り組む彼女の姿は、緊張感や不安感はあるものの以前のような過度の動揺もなく、「やるだけやって、結果は二の次」といったすがすがしさがありました。
(つづく)  

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人は必ず成長する存在-3

2007年01月04日

人は必ず成長する存在-3

 では、次に本当はどうなりたいのか、どうしたいのかを聞いていきます。
E子さんの場合なら、あれもしなければこれもしなければと心の中で焦るだけで今できることを実際はしていないことから「今」に集中することの大切さを思い出してもらいます。
E子さんにとってこの「自分のこころを見つめるシート」に取り組みながら越えなければならないハードルはいくつか明らかになってきました。

一つは家族や学校の先生との関わりにおいて出てくる「私のことを誰もわかってくれない」とすぐに思う感情をコントロールすることでした。

「本当に、あなたが思うように皆はわかってくれていないの?」
彼女が話す一つひとつに対して、そう問い返していく課程で彼女自身が現実の世界ではなく、まるで幻想の世界の中で独り相撲をとっていることに気づけるかどうかでした。
自分の願いは何か、そのことを何度も自分に問いかけることであり、それによって心に中心軸を作り周囲の言葉に動揺しなくなってきました。

 次に、入試勉強と学校の授業やクラブ活動の両立でした。何事にも完璧主義な彼女は学校の宿題や課題も必ず提出しないと気がすまないタイプです。
 ですから、しばしば徹夜に近い日々が続き体調を崩す時もありました。
その上、理科系の科目が苦手という不安から予備校や塾をかけもちするとの選択もしようとしました。私は本人にとって負担がかからないように、家から近くて幼い時からお世話になっている塾や家庭教師を勧めました。
 もちろん、私の塾には通えないので電話、メール、FAXを使った指導にしました。この中には悩み相談ありです。

 そして、国語の論文を教える時は、あくまで彼女が主役だということです。
最初は確かに文の構成をこちらがリードし、半分以上は添削しました。
しかし、だんだんとE子さんが考えていることを聞き、自分の言葉で表現してもらうようにしました。

 そうすると彼女の方から自分の考えをどう表現するかこだわるようになり、最後の方は「私が書いてみてから先生みてね。」という具合になり、難しい大学の国語の入試問題も自分の力でまとめることができるようになりました。

 その間、私が意見を言っても自分の感覚と納得しないと自分の意見を率直に言うように変わり、その実力が学校でも認められて、感想文コンクールに応募するようにと学校の先生からの要請もあり、ますます文章を書く機会が増えていったことも大きかったと思います。

 もちろん、すてきな内容には、かならずほめるようにしました。

 そして、推薦入試を控えた最後の1週間は、自分を信じてもらうことでした。
 今まで塾の先生や家庭教師の先生がどれほど自分の無理を聞いてくれていたか、
学校の友だちがいつも自分の愚痴を聞いてくれていたこと、そしてお母さんが心配もあって、やせてしまった事、その全てが自分を支えてくれていることをしっかり心に置き、
だからこそベストを尽くすことだけを考えてほしいと伝えました。
(つづく)  

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人は必ず成長する存在-2

2007年01月02日

人は必ず成長する存在-2

 E子さんが自分の悩みを連絡して来る時、私はまず彼女の気持ちを黙って聞きます。それと共に彼女が感情的になっているなら冷静になるまで待つようにしています。

人は苦しい時、どうしても「周りは私をわかってくれない」と思い込みがちです。

 E子さんも家族があまりにも彼女が大変そうなので「無理しないでいいのよ」とか「あなたには理系が向いていないんじゃない」と言った言葉によって、ますます「こんなに私はがんばっているのに」との思いを強くしていくこともありました。

 私の塾では、勉強をただ教えるだけではなく、「自分の心を見つめるシート」に取り組んでもらいます。まず、何よりも何のために勉強するのか、一人ひとりの願いや志を確かめます。初めはわからないと言っていても幼い時の話を聞いていく中で小さな願いの芽が見つかります。
 たとえば、E子さんの場合は、大好きなおばあさんが亡くなる時に何もできなかったことへの後悔から医療に携わりたいと思うようになったそうです。
このようにして、どんなことでも生徒さんが話してくれたことに対して、こちらがその願いを肯定する側に立つようにしています。

 次に、その願いを阻む「つぶやき」を一緒に探していきます。「どうせ、無理」とかのような、いつもすぐに話をしていて出てくる「つぶやき」です。そして、どうしてそう思うのか聞いていきます。そうすると、ちょっとしたことで「あなたは、・・・だから」と言われたことが心に残って「もしできなかったらどうしよう」と始める前から失敗することを気にしすぎていることに気づいたりします。それだけでも原因がわかって、なぜかわからない不安から解放されるものです。
(つづく)
  

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人は必ず成長する存在-1

2006年12月31日

人は必ず成長する存在-1

 生徒さんとの関わりの深さと心の成長は、成績のよう見えるものではありませんがそのつながりの深さが目にみえるものに大きな影響を与えます。

 高3のE子さんとの関わりは彼女が中学2年生の時からでした。彼女は私立の女子校に通っていて、学校のレベルもかなり高く、授業も中3の1学期で中学の内容は終わるといった速いペースでした。
 そのE子さんが、ずっと目標にしていた医歯系の大学に見事合格しました。
「私は数学が伸びない、絶対無理」といつも自信なさげに言っていたE子さんだけに、合格したと塾に報告しに来てくれた時は、本当にうれしかったです。
 でも、彼女との関わりは、決して最初からスムーズではありませんでした。

 何事においても完璧ではないと納得しない彼女は、中学生の時に数学の点数が思うように取れず、「私が点数が取れないのはこの塾のせい」と涙を浮かべながら訴えてきました。普通ならこの時点で彼女は塾をやめていたと思います。

 その彼女との関わりがある時、大きく変わりました。
 彼女が常に、「できる、できない」で一喜一憂していることの原因が家族からの期待であり、そのことが大きなプレッシャ-になっていることを聞かせてもらった時からかもしれません。
 「先生、もういや。疲れた。」と学校での出来事を頻繁に話してくれるようになり、私たちの距離は少しずつ近くなりました。

 そして、彼女は高校生になり塾のかけもちが始まりました。英語が抜群にできる彼女でしたが、彼女には幼い時から医療関係に進学したいとの想いがありました。
でも、学校の先生からは、英語力を生かして文系の大学に進むことを勧められ、理系の大学への進学はかなり大変だとまで言われていました。

 だから絶対に数学や物理ができないとだめと一生懸命努力するのですが、なかなか思うようにならないと夜遅く泣きながら携帯に電話がかかってきたこともありました。
(続く)
  

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塾生に励まされて……

2006年12月16日

塾生に励まされて……

先日、塾生が私を励ましてくれたり、支えてくれていることがあると書きました。
今日もそのお話です。
以前、登場した中3のM子さんのことです。
彼女はとても照れ屋さんで、どうも素直に自分のことを話すことが苦手です。
いわゆる斜め45度の生徒さんでしょうか。

そのことをM子さんに伝えたらすかさず「うちは、斜め72度やから」と返事が返ってきます。ああ言えばこう言う手ごわい生徒さんです。
塾でも下級生から「あの人の言っていることようわからへん。こわいわあ」と言われています。

表面上はそんなM子さんですが、実はとても心細やかというか、他人の痛みがわかる生徒さんです。彼女は本を読むことが大好きでいつも学校や町の図書館で本を借りています。

昨日、新しく中1のM君が塾に来たときのことです。その日は何かと忙しくM君につきっきりというわけにはいきませんでした。するとM子さんが私の所によってきてこう言ってくれました。
「先生、あの子、さっきから鉛筆とまっているよ。ほら、以前に塾でわからない所があっても先生に質問できずに、家に帰っておねえちゃんに聞き続けてきた子がいたじゃない。途中でやめた子いたでしょ。あの子もそうならないように気をつけてあげたほうがいいよ」

本当にその通りで、以前M子さんが覚えていてくれたように塾で聞けないことが理由で塾をやめた生徒さんがいたのです。M子さんが私に注意してくれたおかげで、すぐM君に関わることができました。何か、たよりになる同志を見つけたって感じでした。

実は、なぜM子さんがそれほど本を読むようになったかには理由があるのです。
突然、お父さんのお仕事の都合で、小学生の時に学校を変わらなければならなくなったM子さんは新しい小学校のクラスになかなかなじめなかったそうです。
そんな彼女の拠り所は図書館で本を読むことだったそうです。友達がいなくても、本を読むことで学校に通うことができたM子さん。
だから人一倍、他人の寂しさや辛さを敏感に自分に引き寄せることができるのだと思います。

学校でも、不登校のクラスメイトにノートを取って、持っていってあげたり見えない所で友達のことを考えてあげたりしています。
今日、M子さんに「昨日はM君のこと、ありがとう」と伝えると、にこっと笑って意欲的に勉強に取り組んでいました。
他人のことを思いやる心は相手だけでなく自分のやる気のエネルギーを引き出すことにもなるのだなあと思いました。
今日も、塾生に励まされた一日でした。
  

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こどもたちの成長ってこちらが思っているよりもすごい!

2006年12月12日


(原稿と写真の人物とは関係ありません)

こどもたちの成長ってこちらが思っているよりもすごい!

 ともすれば、教師は教える側、生徒は教えられる側と決めつけてしまいがちですが、実はこどもたちの成長ってこちらが思っているよりもすごいと感じることがあります。
 高1のCさんは、中学3年生から塾に通いだした生徒さんです。
よく出てくるつぶやきは「こんなん、無理。絶対できない」でした。
さらに「お母さんが・・・言ってるから」を口にします。
でも、最近ずいぶん変わってきました。
「私、この塾に入ってから自分の考えていること言えるようになった」と言ってくれます。たとえば、中学3年間はずっと運動部でキャプテンとして頑張ってきましたが、高校生になって自分の入りたいクラブがなく、お母さんからは「運動部に入りなさい」と何回も言われたそうです。
 でも今回だけはお母さんが言うからではなく自分の思いをお母さんにきちんと言えたことでお母さんはそれ以上クラブに入りなさいと言わなくなったそうです。
 それに加えて、中学の同級生だったH君が塾をやめたいとH君のお母さんに言ったことでH君のお母さんからCさんに相談の電話があった時のことです。
 CさんはH君のお母さんの話を聞きながら、「H君がおばさんに甘えているのはわかるけど、それはおばさんも私がしたほうが早いからとH君を甘やかしてるんじゃないの。もっとH君の話を聞いてあげたほうがいいよ」とH君のお母さんに率直に言ったそうです
 それを聞いたH君のお母さんは「わかっているんだけどね」と言いつつもCさんの言葉を受けいれたそうです。
 塾でH君のことをCさんと話した時、「H君だけじゃなくてH君のお母さんにも原因があるんやね」と言っていたCさんがH君とお母さんの間を結んでくれていました。そのおかげでH君は今も塾を続けています。こどもたちを励ましたり、アドバイスをしていると思っていましたが、逆に見えない所で支えてもらったり、助けてもらっていたのはこちらでした。
 何よりもたくましく成長したCさんの存在って素敵です。  

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響ゼミナール 冬期講習のお知らせ

2006年11月27日




響ゼミナール 冬期講習のお知らせ

「わかる」楽しさ 「できる」喜びを一つでも多く体験します。
自信がやる気を引き出します。

目標を持ち、その到達に向けて毎回、階段をつけていくように「あーそうか。わかった」の充実感を持てるようにしていきます。さらに、できなかったことを次回には必ずわかろうとの前向きな気持ちを持続させる期間としたいと思います。

<中3受験総仕上げ講座> 
英・数を中心に国・社・理を含めて入試に向けての重要単元をじっくり取り組みます。
■クラス人数は5名
■期間12月25日(月)~29日(金) 1月5日(金)~7日(日)
■費用:52,000円 時間数40時間
私立校受験希望者は英・数・国の3科目になりますのでお問い合わせください。

<中1・2復習講座> 
1学期、2学期の重要項目に対して、学力が定着できるように、冬休み明けの課題テストに向けて数多くの問題に取り組みます。
■クラス人数4名
■期間 12月25日(月)~29日(金)1月5日(金)~7日(日) 全8日間
■費用:27,000円 時間数24時間

 <小学6年生中学先取り講座> 
中学生になる前に英語に親しみ、数学につながる算数の重要単元をこの期間に予習、復習し、自信を持ってもらいます。
■期間 12月25日(月)~29日(金) 全5日間 
■クラス人数 3名
■費用:10,000円 時間数8時間 

この学年以外にも小学生、高校生の冬期講習も受け付けておりますのでお問い合わせください。又、講習に参加されなくてもお子さんの教育相談もしておりますのでお気軽にご連絡ください。  

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教師である前に一人の人間として出会いたい

2006年11月15日




教師である前に一人の人間として出会いたい

 中3のMちゃんは問題の答え合わせの時、なぜか答えを言う前に「たぶん……」と前置きをして答えを言います。今の子ども達は、こちらの質問に「このことどう思う?」とたずねると「微妙……」とか言うので、Mちゃんも口癖なのかなあと思い込んでいました。
 でもある時、気になったのでMちゃんに「どうしていつもたぶんとつけるの?」と聞いてみました。そうすると思いがけなく「だって、自信がないから」と答えてくれました。
 その時、初めて子ども達が言っている言葉の奥には言葉を越えた思いがあることに気づきました。それからは、できるだけ、「ここまでは合っているよ」と言葉を付け加えるようにしています。
 私たち教師はどこかで教師は教える者、生徒は教えられる者という暗黙の了解があるように思います。だから「これはこういうこと」と決めつけてしがいがちです。でも、私たちは、教師である前に一人の人間として彼らと出会っていることを忘れないようにしないとなあと思います。
  

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「でもね」から「そうね」へ……

2006年11月11日



「でもね」から「そうね」とうなずくのも大切

 私たち塾講師や保護者の方はともすれば、子ども達に良かれと思って「もっと頑張れるでしょ。これぐらい出来るでしょ」と言ってしまいがちです。

 もちろん、その子の可能性を信じたい、本当に頑張ってほしいという思いがあります。しかし、時にはその言葉が彼らにとっては、プレッシャーになったりすることもあります。

 私の塾の子どもたちも、頑張っている子ほどこの言葉に傷つきます。でも、お父さんやお母さんに応えたいという気持ちがあるので、何も言えず辛い気持ちを訴えることがあります。
 これって病気の人が周りの方から「頑張って」と言われるのが一番辛いと思われるのと同じではないかと思います。私たち大人は無意識のうちに加害者になってしまうことをいつも心に置かなければいけないなあと感じます。

 私は「もっと頑張れるでしょ」の代わりに彼らが「もう、無理できない」と言ったら「よく頑張っているよ」と認めてから「もったいないよ。」と声をかけます。

 子どもが話している時に「でもね」から「そうね」とうなずくのも大切だなあと思います。  

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一緒に喜んだり、悩んだりしてくれる相手がいれば……

2006年11月08日




一緒に喜んだり、悩んだりしてくれる相手が
一人でも近くにいれば……


 高1のH君は、夏休みに学校の先生から「この英語の成績では卒業できない。中学の英語からやり直せ」と言われました。初めは高校を辞めることも考えたそうですが
やはり高校は卒業したいと入塾してきました。英語の点数は一桁でおまけに中学時代の友人たちからは、何を考えているのかわからない「不思議君」と呼ばれていたそうです。確かに彼に話しかけても「何も考えてない」としか返ってきません。それでも諦めずに関わっていくと「俺、話すのが苦手やし、自分の気持ちをどう伝えていいかわからない」と言い始めました。それからはこちらが何かを教える時は、なぜこの問題をしなければならないのか、何をしているのかをできるだけ丁寧に説明しました。
 そして、先日入塾して初めての2学期の中間テストがありました。英語はせめて4倍を取って、欠点にならないようにしようと提案しました。H君は「4倍も取るの?」と驚きながら「でも取れたらごっつううれしいなあ」と自分の気持ちを素直に言ってくれました。そして結果は4倍以上の点数が取れたのです。「すごい、よくやったね」と言ったら彼は「うん。ものすごくうれしかった」と答えてくれました。でも、友達からは「そんな点数ぐらいで喜んでたらあかんやろ」と言われたそうです。確かに点数だけにおいては、もっと高得点を取っているクラスメイトはたくさんいます。でも大切なことは、彼がやればできると思い始めてくれることです。その子にとって、できることを一つでも増やしていくことを一緒に喜んだり、悩んだりしてくれる相手が一人でも近くにいればその子は変わるきっかけをつかめると思います。
  

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彼らの本心と出会うためには、まず信じることから……

2006年11月04日



彼らの本心と出会うためには、まず信じることから……

 11月になると中3生は実力テスト、そして2学期の期末テストと続き、その後はいよいよ高校進学に向けての個人面談が始まります。学校の先生からもこの実力テストで、ほぼ高校は決まると言われ、どの子も受験という初めての試練に対してプレッシャーを感じる時期でもあります。
 塾の生徒さんもすぐに「高校なんてどこでもいいし」とか「勉強するのはうざい」と言い出します。そんな発言を聞いて私たちは「何を考えているんや。今、勉強しないと後悔するよ」とつい正論を口に出してしまいがちです。でも、そんな時こそ、どうしてそんなことを言うのかと子どもたちの立場に立って、耳を傾けてみることにしています。
 そうするとあんなに投げやりだったのに「今から勉強しても間に合わないよね」とか「高校の名前を出したら、どうせもっと勉強しなさいと言われるから」とか不安の気持ちを話してくれます。表面上は何も考えていないと言いながら、本当は一生懸命やりたいと思っていることが伝わってきます。
 彼らの本心と出会うためには、まず信じることからだなあと受験生と毎年関わって思います。  

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響ゼミナールの願い

2006年09月14日



一人ひとりの学力に合わせ、
学校の進路に合わせて教える塾へ


 響ゼミナールは2001年に開設されました。それまでは、豊中で塾を15年以上していました。神戸に引っ越すことになり新しく塾を開くことになりました。その時に今までのように一斉授業で10数人の生徒さんを教える塾ではなく、一人ひとりの学力に合わせてわからない所を中心にあるいは私立中高生の人が学校の進路に合わせて教えてほしいという要望に応える塾にしたいと思い、2~3人を教えるシステムにしました。小学生と中学生は時間帯が違いますが、学年はばらばらな時間帯もあります。
 
 学校と違って、いろいろな学校の人とも関わりができ、何よりも身近な先輩から受験や人間関係についてのアドバイスを聞くことができると塾生は言っています。
たとえば、友だち関係で悩んでいたある生徒さんは、同じ経験をしたことのる高校生から励まされてすっきりしたと言っています。又、卒業生が顔を見せてくれるので自分の通っている高校の話をしてくれることで自分の志望高のことを気軽に質問することもできると受験生からも言われました。一味違う響ゼミナールの体験授業を受けてみませんか。  

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受験を通して今までの自分から変わることが大切

2006年09月05日

今まで一生懸命やったことがないのでできるかどうか不安

 中3のSさんは、そんなに勉強をしなくてもいつも成績は90点台で友だちからうらやましがられていました。
進路決定の時も初めは、必死で勉強するのは嫌で余裕で合格できる高校にすると言っていました。学力があるのでこちらが説得すればと思いましたが、それではSさんが自分で決めたのではなく、言われたからしぶしぶ勉強することになり、意欲が出ないと思いあえて言いませんでした。

私立が合格しいよいよ受験まで1カ月となった時、もう一度Sさんから志望校のことで相談を受けました。
その折、高校に合格することも大切だけれど、受験を通して今までの自分から変わることがもっと大切なのではと話しました。
するとSさんは「本当はトップ校を受けたいけれど、今まで一生懸命やったことがないのでできるかどうか不安なんです」と話してくれました。

それで「では、本当はできる、できないを横に置いてどうしたいの?」とたずねると
「頑張りたいです」と答えてくれました。
それからの1ヶ月間、Sさんはがむしゃらにただひたすら塾でも家でも集中して勉強しました。

もちろん、何回も「これであかんかったらどうしよう、あーもう無理」
とつぶやく自分との戦いでもありました。その結果、念願の志望校に合格し、
今も勉強は大変だけど高校生活は楽しいと言っています。
  

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だって、聞いてわからなかったらもっと嫌だから

2006年09月01日

本当はできるようになりたいのに
できないことをとても恐怖しているKさん


 中3のKちゃんは、中2の2学期から入塾してきました。
お母さんが言うには「勉強以外のことは気がつくいい子なんですが、勉強は嫌いで全然しない」とおっしゃられました。事実、Kちゃんは塾に来てもほとんど口を聞かず、わからない所も質問せず、時には歌を歌ったりする日々が続きました。
さらには何も言わずにぷいっと帰ってしまうこともありました。

一体何を考えているのかわからず、ある時は、自分が持ってきた問題集を道路に捨てようとまでしていました。
「なぜ、そこまでわからない所を聞かないの?」と彼女が来て何カ月かたってからたずねました。
そうすると「だって、聞いてわからなかったらもっと嫌だから」という返事が返ってきました。本当はできるようになりたいのにできないことをとても恐怖している彼女の姿が初めてわかりました。

それからは、何回もKちゃんがわかるまで同じ問題をしてもらい、
少しでもできるようになったら、しっかりと評価してほめるようにしました。
そうすると、自分からわからない所を聞いてくれるようになってきました。
高校受験では自分の志望校に推薦入試は不合格であったのに、
もう一度一般入試に挑戦し、倍率3倍の厳しい受験でしたが見事合格することができたのです。  

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心の奥の無意識の気持ちに気づく

2006年08月26日

自分と同じ苦しみを抱えた子どもたちと関わり癒したい……

 高3のAさんは、中学2年生から学校に行けなくなり、3年になって教室には入らず、ずっと別室授業の状態でした。なぜ、学校に行けなくなったのかを一緒に考えていく中でAさんは、お兄さんはやんちゃでよく学校から呼び出しがありご両親が大変であったこと、
だから自分はいい子でいなければといつも無意識に思っていたようでした。
でも、心の奥では「もっと私のことを見てほしい」といった気持ちがあり、
兄との比較・競争から不登校になればご両親が心配してくれるのではという思いが
あったのかも知れないと話してくれました。

Aさんはその後、修学旅行に参加したり、クラスの合唱コンクールや体育祭にも
自分から参加することに挑戦するようになりました。
そして、高3になった今、自分と同じ苦しみを抱えた子どもたちと関わりたいとの願いから大学で心理学を学びたいと志が立ち、それに向かって勉強に取り組んでいます。  

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本心でぶつかる事の大切さ

2006年08月23日

本心で将来の夢を正直に伝えたTくんとお父さんとの出会い

 高2のT君は、ご両親とも高学歴で自分も自然にできることが当然と思っていました。高校受験も何とか上から2番目の進学校に入学しました。しかし1学期を過ぎる頃から、朝になると頭が痛くなり、休む日が続きました。
理由を聞くと何をするにも集団で動くクラスの同級とどうしてもなじめないことがわかりました。しかし父親は初め、彼の気持ちが全く理解できず、無理やりにでも学校に連れて行くといったことが起こりました。
それで、ますます彼は行く気をなくしていきました。

 将来の夢を持っているT君がもう一度高校生活を充実したものにしてほしいと願い、単位制の高校を紹介しました。学校見学に行ったT君はその学校を気に入りましたが、父親に今の学校を退学してもう一度高校を受けなおすとはなかなか言えませんでした。

今まで父親と真正面から向き合ったことが少なかったT君に本心で話すことをアドバイスしました。
T君は将来の夢を正直に伝え、もう一度一からやり直したいと父親に話しました。
その結果、父親から励まされ今は新しい学校で生き生きと学生生活を送り、自分の未来のために進んで勉強に取り組むようになりました。  

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